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北日本スカイテックがドローンを活用した橋梁点検のデモンストレーションを実施

グループ会社の北日本スカイテック株式会社では、農業分野において長年培ってきた無人航空機の飛行技術やノウハウを活用し、ドローンを用いた橋梁点検を実施しています。6月28日、北広島市のご協力のもと、北広島市西の里にあるFビレッジ245橋にて、当社が行っているドローンを用いた橋梁点検のデモンストレーションを実施し、自治体や土木事務所の関係者の皆さまにお集まりいただきました。

2014年以降、橋梁やトンネルは、近接目視による5年毎の定期点検が義務付けられています。しかし、従来のロープやリフト車を使用した点検方法は高所作業で危険が伴ううえ、近年の人材不足によって一層の効率化が求められてきました。今回のデモンストレーションでは、近接目視と同程度の精度を実現する「FLIGHTS橋梁点検システム」を搭載した産業用ドローン「DJI MATRICE 300 RTK」による点検作業をご紹介しました。

点検作業は、現地における橋脚の画像撮影と、内業での画像合成の大きく2つに分かれます。
撮影は、ドローンが橋脚から2.5m離れた正対状態で行います。撮影後、その場で「精度管理アプリ」を活用して撮影画像の明るさやブレがないかなどを確認し、現地での作業は終了です。精度管理アプリを活用することで、画像が近接目視と同等の精度かを作業現場で確認できるので、手戻りの発生を防ぐことができます。その後は、精度が担保された画像の合成に移ります。合成した画像から、AIによる解析でひび割れを検出し、損傷図や点検調書などの成果品に活用することができます。
参加者からは、撮影データの容量や保存方法、5年後の再点検を見据えた質問がされるなど、ドローンを用いた橋梁点検に対する関心の高さが窺えました。

橋梁点検に関するお問い合わせは、お気軽に北日本スカイテックの お問い合わせフォーム までお寄せください。

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