12月6日、グループ会社・北日本スカイテックの施設「TECHNOLOGY FARM 西の里」にて、浦幌町農業協同組合青年部の皆さまを対象とした研修会が行われました。今回の研修会では、先月発売されたDJI製の最新農業用ドローン「AGRAS T25」をご用意し、北日本スカイテックより性能等の説明とデモフライトを実施しました。

 

最新農業用ドローン「 AGRAS T25」の特長
T25は産業用無人ヘリコプターに匹敵する最大7.5mの散布幅で効率的に散布作業を行うことができます。大容量バッテリーが採用され、1フライトで2haの散布作業を実現します。機体はアームを折りたたむとお一人でも持ち運べるコンパクトな設計です。

== 高性能な散布装置 ==
T25は最大20㎏の積載量を誇り、液剤も粒剤も散布することが可能です。二重反転式アトマイザーが採用されており、最大24L/分を吐出する能力があります。液滴は均一かつ微細にコントロールすることができ、水稲をはじめ、露地野菜や果樹など、様々な作物に適切な散布を実現します。

== 農業機単体での航空測量を実現 ==
T25に搭載された高解像度のFPVジンバルカメラにより、上空から高解像度の写真撮影をおこなうことができます。撮影された写真を用いて、高性能スマート送信機内でリアルタイムにマップ構築が実行されますので、圃場測量から散布までがスムーズです。複数の農地測量モードを有しており、効率的に大面積を測量できます。

== 進化した安全機能 ==
進化した2つのフェーズドアレイデジタルレーダーシステムにより、機体を中心に全方向の障害物を検知し安全に飛行させることができます。さらに農業機では初搭載となるデュアルビジョンシステムによる空間把握で、障害物を回避しながら安全な飛行ルートを設定します。

 

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