温床線使用上の注意
１．温床線の配線の際、キンクさせたり温床線相互を接触したりすると、その箇所が部分的に温度上昇し、断線や漏電の原因になり寿命を縮める結果となります。

２．リード線と発熱部との接続部分に、定格電圧・定格容量が明示してあります。使用電圧によってリード線の色を分けていますので使用電圧を間違わないように使用してください。使用電圧を間違えると発熱量が不足したり、温度が上昇・過熱し、焼損することもあります。

３．温床線は規定の長さのものを使用し、切断したり継合させたりしないでください。

４．発熱線相互の間隔は3cm以上であること、また発熱線と造営材の離隔距離は2.5cm以上であること。

５．温床の大きさ及び配線の都合で発熱線が余った場合、切断したり、露出させたり、束のまま通電したり、発熱線相互が触れたりしないようにしてください。

６．温床線埋設場所の土や砂が乾燥しますと熱伝導が悪くなりますので適当に湿気をもたせてください。

７．温床線を保存する場合、土や汚れを落とし、水切乾燥してから直射日光、紫外線をさけて冷暗所に保存してください。

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