謹んで新年のお喜びを申し上げます。
昨年、日本は記録的な猛暑となりました。北海道も各地で経験したことのない暑さが続き、農作物の収量、品質に大きな影響を及ぼしました。生産資材の高騰も相まって、総じて農業生産者には厳しい年となりました。今後の地球温暖化を強く憂慮しています。
一方、新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後、北海道を訪れる観光客数はコロナ禍以前まで回復しました。北広島市には、北海道日本ハムファイターズの新球場がオープンし、市内にある当社関連施設にも多くの農業関連者、学生、市民の皆様の訪問を頂き、様々なイベント通じて北海道農業の課題に取り組むことができました。
本年、サングリングループは中期4ヶ年計画『NEXT MORE 2024』の最終年を迎えます。社内外に向けたDXを進め、コア事業の強靭化とともにスマート農業の社会実装に取り組み、持続的な成長を目指します。また、産学官民連携の強化を通じ、より地域社会に貢献できる企業体となることを志しています。
『夢のある北海道農業』の未来へ貢献できるよう、グループ社員一同さらに努力する所存です。
本年も引き続きご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
皆様にとって本年が穏やかで、すばらしい年になる事を心より祈念いたします。
事業を取り巻く環境の大きな変化に適応し、
これからも農業の未来に貢献する価値創造を目指します。
行動指針である「5つのもっと」を深めることで
「次のもっと」を追い求め、目標の実現に挑戦します。
私たちは新しい価値の創造を通じ、
豊かな人間環境づくりに貢献する
企業体をめざします
より品質の高い製品を多くのお客様に提供し、愛され、そして信頼されるサングリン太陽園をつくっていくために、1991年、「行動指針」を制定しました。
日々どんな行動をしていけばいいのか、常に心がけるべき行動のあり方を具体的に定めたものであり、私たちは全社をあげて遵守しています。
創業から北海道に深く根ざすサングリングループでは、地域との繋がりと貢献、市民と農業をつなぐ取り組みを重視しています。この考えに基づき、半世紀以上にわたり自社加工場のある夕張市への寄付や夕張市平和運動公園の命名権取得、また、拠点のある地域で開催されるお祭りへの参加などを行っています。
農業に関わる企業だからこそ、との思いから、業務車両の一部で自然環境に優しいプラグインハイブリッドカーを導入しています。非常時には車両から社屋等へ電気を供給することもできます。その際の操作方法については、定期的に行っている防災訓練時に、社員へ周知し、確認を行っています。